山口県平生町「 のーた(農多)」で農業体験&6次産業化インターンシップ!

三角亭真四角の「NO AGRI, NO LIFE」(平生/HIRAO編)

私こと三角亭真四角ですが、障がい者へ働く場の提供をするとともに、収益を上げるための6次産業化(※)を学ぶべく、農業体験&6次産業化インターンシップに参加して来ましたので、レポートします。

※「6次産業化」とは、1次産業(農業や水産業)×2次産業(加工)×3次産業(流通・販売)のかけ算(たし算でも結果は同じ)のことで、農業であれば、米、野菜、果物などの栽培・収穫から加工品を作り、販売することを言います。
 野菜を単体で売ってもそんなに高く売れるものではないので、農家の所得向上のため、多くの地方自治体などが注目、注力しており、新しい設備導入などにも助成金や補助金を付けてくれることもあります。そして、農産物に付加価値を付けて販売することで、農家が潤うという仕組みのことをいいます。

《参考URL》農林漁業の6次産業化:農林水産省

いざ!「6次産業化インターンシップ」へ

参加させていただいたのは、山口県平生町にある「株式会社農多(手作り工房 のーた)」というご夫婦ふたりだけでやられている法人です。お米の栽培や野菜の栽培をしたり、栽培したお米や野菜/山口県産の厳選された食材を加工・販売しています。

主力商品は、ジャム、ジュース、甘酒、フルーツ甘酒などです。

体験その1.フルーツ甘酒を造る

加工体験では、蒸した米麹と餅の仕込みから甘酒を作りました。そこに冷凍いちごと冷凍みかんジュースをそれぞれ煮詰めて、ミキサーで混ぜることで、フルーツ甘酒になります。食材の皮むきや瓶詰めまで、ほとんど手作業で丁寧に作っており、こだわりが見られました。
※インターネットでも注文できますので、ぜひお試しください。

体験その2.漬物づくり

次に大根を畑で収穫してからの漬物づくりです。

収穫した大根を加工場でイチョウ切りにして、塩と食用色素とビニールに入れて、真空パック機で密封・圧着すれば、できあがりです。※奥の機械が真空パック機

おまけ きくらげ菌床工場と栽培ハウスの見学

あとは、農多さんの近くにあるキクラゲの菌床工場と栽培ハウスの見学をさせてもらいました。

専用ハウスのなかで、菌床2.5kg玉をパイプ製のラックに並べて栽培します。写真のハウスで約3,600~4,000個の菌床が並んでいて、湿度と温度管理をしながら、大切に育てていらっしゃいました。

まとめ

今回体験した作業であれば、障がい者の方に安全に働いていただくことができそうなので、とてもいいなと思いました。設備に関するレンタル料は必要ないので、移設して設営する費用だけクラウドファンディングしてみようかな?

株式会社 農多(のーた)基本情報

所在地〒742-1101
山口県熊毛郡平生町平生町586
交通アクセスJR山陽本線田布施駅から車で約7分
URLhttps://no-ta.net/

お出掛けの最新記事8件