ブローチでおしゃれが広がりました

 若い頃はブローチって、ちょっとおばさんくさいなって思っていました。でも自分が50歳のおばさんになってみると、ワンポイントになってそこに目が行き、おしゃれ上級者になったような気分。

小さめのものを2、3個一緒につけたり、縁起のいいモチーフのブローチを取り入れて個性を出しています。縁起物は動物や昆虫に多いんですよ。私はもともと生き物が好きなので、愛嬌のあるかわいいもの、きれいな色使いのものを見つけては集めています。

長寿の縁起物で知られる亀、「無事帰る」「福帰る」のカエル、「不苦労」「福老」の語呂合わせから梟(ふくろう)、漢字の「天道虫」から幸運のシンボルともいわれているテントウムシ、ほかに金魚、トンボ、蝶などなど。ジャケットの襟やセーターにつけるだけでなく、ベレー帽の横につけたり、ふわっと巻いたスカーフに留めたりするのがお気に入り。ブローチさん、今日も私を守ってね!(ひらりさん)