福井県 曹洞宗大本山 永平寺

總持寺と並ぶ日本曹洞宗の中心寺院(大本山

永平寺(えいへいじ)は福井県吉田群にある776年前に創建された寺院。

寺号の由来は中国に初めて仏法が伝来した後漢明帝のときの元号「永平」からであり、意味は「永久の和平」だそうです。

永平寺は木々が生い茂る参道をとおり参拝入り口から入ります。

次は重厚なつくりの唐門を見ることができます。また修行にかかせない7つの建物が回廊で結ばれています。長い回廊は、ぴかぴかに磨き上げられていて、歩くのにとても気持ちがいいです。修行の厳しさがひしひしと感じられ瞬間です。

生涯でたった2回だけ通ることが許される「山門」

寛永2年(1749)の改築で永平寺最古の建築物。永平寺の表玄関で両側には仏法の守護神である四天王が祀られています。上には道元禅師による「吉祥山永平寺」命名由来の額が掲げられていて、更に階上には釈迦牟尼佛を中心に16羅漢・500羅漢が祀られています。

雲水が正式に入門する時、そして修行を終えて出る時にしか通ることを許されない門だそうです。

230枚の日本画が天井に!「傘松閣」

「傘松閣」(さんしょうかく)、別名「絵天井の間」。

花鳥風月を現した日本画が天井に埋め込まれていて、鯉2枚・唐獅子2枚・リス1枚の5枚を見つけると願いが叶うと言われています。

坐禅、写経を体験することができ

「新型コロナウイルス感染症」の感染予防のため、現在は座禅のみ体験可能となってとなっています。本来は写経やお寺に泊まり込んで禅の神髄を学ぶことのできる参禅研修もあるので、早く流行が収まり、再開するとよいですね。

また、夏の恒例行事の大灯篭ながしも、今年は規模を縮小して行われました。

近くのお勧めスポット

  • 一乗谷朝倉氏遺跡
  • 恐竜博物館
  • 東尋坊

永平寺 基本情報

所在地〒910-1228
福井県吉田郡永平寺町志比5-15
アクセス・電車
えちぜん鉄道・勝山永平寺線「永平寺口駅」から、
京福バス「永平寺門前行」または「永平寺行」に
乗り換えて終点下車、徒歩5分。

・車
中部縦貫自動車道「永平寺参道IC」から約5km。
(所要時間は約10分)