知らないと損するお金の裏ワザ。 FPが教える、役立つマネーの知識‼
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記事投稿者「マイケル岡田」
1999年 「AFP」(ファイナンシャルプランナー)資格取得
相談者①
A子さん(20代のシングルマザー。パートタイマー勤務中)
家計が苦しい。
子ども2人(4歳、1歳)の教育費が心配
将来は、転職して収入アップへ
シングルマザーのA子さんは現在パートタイマー勤務のため、収入が少なく家計が赤字となっています。転職して収入アップの道はあるものの、子どもが4歳・1歳と小さいため、いますぐ、職場を変えるは困難と思われます。すぐの転職は無理だとしても、収入アップのため、3年後、4年後に転職をご検討されたらいかがでしょうか。但し、転職して収入を増やした場合、次にあるような各助成などにどう影響するかも踏まえて、考える必要があります。
国や自治体の助成制度を利用する
国や自治体によっては、シングルマザー向けに各種の助成があります。その利用を検討すると良いでしょう。現在、A子さんはパートタイマー勤務で、給与収入が少なければ、児童手当、児童扶養手当、保育料の減免、医療費助成事業などを受けることができます。
例えば、東京都の場合には、次のような助成があります。
児童手当(月額)
0歳~3歳未満 | 一律15,000円 |
3歳~小学校修了前 | (第2子まで)10,000円 (第3子以降)15,000円 |
中学生 | 一律10,000円 |
●児童扶養手当(月額)
全部支給(所得制限額未満) | 43,160円 |
一部支給 | 43,150円~ 10,180円 |
●加算額(第2子)
全部支給 | 10,190円 |
一部支給 | 10,180円~ 5,100円 |
●児童育成手当(月額)
子供一人につき、一律育成手当 13,500円
A子さんは、現在パートタイマー勤務で年収が少ないのですが、転職し年収が増えると、上記の各助成は対象外となる場合があります。対象から外れると、保育料や医療費についても負担額が増える場合があります。
これだけを見ると、転職によって不利になるという印象も受けますが、給与収入は増えますから、各種の助成が対象外になっても長期的には有利になるものと考えられます。給与が増えれば病気やけがで休業した場合の「傷病手当金」の額も多くなります。また、万が一の場合の公的年金の額も多くなります。
このようなことから考えても、転職が望ましいと考えられます。
①幼稚園の学費
②小学校の学費
③中学校の学費
④高校の学費
⑤大学の学費
国立・公立・私立それぞれの大学にかかる費用は以下になります。
相談員(マイケル岡田)がアドバイス。
相談料は3,000円。
メールokada-office@tokyo.eeyo.jp
までご連絡ください。