最高に美味しい日本酒「SAKE」が飲める場所 肥前浜宿

佐賀県鹿島市 肥前浜宿

筆者の父の出身地でもある九州、佐賀県鹿島市は江戸時代から酒造りが盛んです。 佐賀の酒造りの歴史的背景としては、鍋島藩が酒造りを推奨していたことがあげられます。私が日本酒に関心を持った理由としては「多様な味わい」「どんな食べ物にも合う懐の深さ」「食前、食中、食後を選ばない」といった日本酒の特徴にひかれたからです。

そんな酒造りが盛んな地域では6つの酒蔵が酒造りをしています。肥前浜宿という地域には徒歩圏内に3つの酒蔵が密集しており、お酒の試飲や購入ができる「酒蔵通り」は人気観光スポットになっています。

佐賀の日本酒

現在の日本酒は驚くほど多様です。シャンパンのように発泡する”スパークリング日本酒”が人気になったり、低めのアルコール度数の日本酒も好評を博しています。意欲的な蔵が醸造技術や知見を積み重ねることで、現代の日本酒は「酸味」や「フルーティさ」など、特徴的な味わいを獲得し、ファン層を拡大しています。佐賀の日本酒は「旨口」です。日本独自の味覚であるうまみが強いお酒だといえます。一度飲んだらクセになる味わい深い日本酒です。

日本酒世界一に輝いた「鍋島」

そんな佐賀の日本酒の中でも2011年世界一に輝いた「鍋島」という名の日本酒はおススメです。「南国のフルーツのような香りに加え、適度な甘さ、華やかな口当たり、酸味のバランスガよくとれた職人技が際立つとても良いお酒」と評価され、とても人気のお酒です。

この「鍋島」を作っている富久千代(ふくちよ)酒造もこの肥前浜宿にあります。

毎年3月末に酒蔵ツーリズムという通りを歩きながら、佐賀の旨い酒をめぐる旅があります。日本酒に興味がある方はぜひ参加して、佐賀酒の魅力に触れてみませんか?

肥前浜宿・酒蔵通りの基本情報

所在地佐賀県鹿島市浜町
アクセス<電車>
肥前浜駅から徒歩で約6分。
<車>
まちなみ駐車場から徒歩すぐ。