【あるある労働相談 第2回目】誓約書や身元保証書を会社に提出したくない。どうしたらよいのでしょうか?

労働問題は社会保険労務士に聞いてみよう―あるある労働相談 第2回目―

あるある労働相談では、労働問題のスペシャリストである社労士が、働くうえで出てくる様々な問題・疑問にお答えします。今回は特定社会保険労務士の資格を持つマイケル岡田先生に聞いてみました。

社会保険労務士(以下、社労士)は労務、労働保険、社会保険に関するスペシャリストです。社労士と聞くと、どうしても”企業の味方”というイメージをお持ちの方も少なくないと思いますが、各種労働問題(サービス残業、残業代未払、有給問題、セクハラ、パワハラ、嫌がらせ、名ばかり管理職、有期労働契約の雇い止め、派遣切り等)に対する相談を行っており、働く側(個人)にとっても心強い味方です。

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誓約書や身元保証書を会社に提出したくない。どうしたらよいのでしょうか?

  回答
結論としては、「従業員は会社所定の必要書類を提出しなければならない」のです。

正当な理由がないのに、会社に提出しないのは従業員としての「義務違反」です。提出書類の内容にもよりますが、一般的に、従業員が会社所定の必要書類を提出しないということは、会社のルールを守らないことです。

従業員としてなすべき義務を果たさないことです。従業員は、懲戒処分の対象になるかもしれません。

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